つれづれ雑記帳

たいがい後ろ向きです。でも、新しいこともちょっとは好きです。
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一茶かるた
先日の片付けで、古い地層からかるたが発掘されました。
「一茶かるた」、小林一茶の句をモチーフにした切り絵のかるたです。

これがまあ
お気に入りの札。
こんもりまるくつもった雪の姿がいとしい。
これがまあ、というぼやきがおかしくて、大好きでした。

思い入れのある札を、あといくつか。
一茶かるた
「に」 日本は入り口から桜かな
「お」 おおそうじゃ逃げるが勝ちぞそのほたる
「ん」 どんぐりのねんねんころりころりかな

こうしてみてみると、言葉のはずむようなリズムが好きだったのかしらと思います。
人や動物や虫、季節の風物を調子よく切り取った一茶の句はとてもユーモラス。
やさしくていたずらっぽい、すてきな眼差し。

* * * * * * *

切り絵作家柳沢京子による選句、そして切り絵。
とても美しいかるたです。
白と黒のきっぱりとした画面の、小気味よくデフォルメされた事物が
ばちっと決まって、ほれぼれします。
柳沢京子のきりえ一茶かるた柳沢京子のきりえ一茶かるた
()
不明

商品詳細を見る
1977年、初版を信濃版社から出したこのかるたですが、
何度も販売元を変えながら、現在も版を重ねています。
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風の又三郎
風の又三郎
「風の又三郎」

<小さな谷川の小学校、夏休みの終わった新学期。
ひどく風の強い日に、転校生はやってきました。>

転校生。奇妙な風体、自分たちと違う言葉遣い。
知りたい、話してみたい、でも遠巻きにしてしまう。
好奇心と警戒心の間で、距離のとり方を測りかねる子供たちの様子が、
とてもリアルで、なんだか不思議な気分になります。
ああ、そうだった、私もこうやって転校生を迎えたことがあったな、と。
(迎えられたことがあったっけ、とも。)
ドゥシャン・カーライ
ある方に、見せていただいた画集がありました。
「KALLAY - Magical World」
ずっしりと分厚いそれを受け取り、ページを繰るうちに、心臓がドキドキして、何かこみ上げてくるのです。
周囲が遠のいていくような、空間が閉じていくような、奇妙な興奮で体が熱くなりました。


ALICE in Wonderland  Author/Lewis Carroll  Illustrator/Dusan Kallay アリス表紙400
カーライ氏の描いた「不思議の国のアリス」の英語版です。思い切って購入。
後半は「鏡の国のアリス」が併録されています。
数多くの画家が描いた「アリス」、その中でも最も衝撃的な、作品のひとつだと思います。

アリス見返し
扉を開いた見返し部分。動物たちがトランプになっています。

アリスパラパラ
ページの右下。パラパラ漫画のちっちゃな白兎がコロコロ転がります(笑
こんな感じに遊びも満載。すごい。


ドゥシャン・カーライ氏の絵には、魔力が、魔法があると思います。
丹念に色彩を重ねたキャラクターたちは、血が通って、本当に生きているようで。
精緻に描かれた動物は、とてもリアルなのに、ユーモラス。同時に、なんだか恐ろしい。
彼らは、息をひそめてこちらをうかがっているのでは??
そんな、張り詰めた沈黙が満ちているよう。
どうしようもなくひきつけられる魔法の気配が、確かにあるのです。


つい先日まで、名古屋で大規模な作品展があったとのこと。
スロヴァキアで活動されるカーライ氏としては、これはとても稀なこと。
せっかくのチャンスだったのに・・・でも名古屋・・・知ってても見られなかったんだろうけど・・・うーん。残念。

会場にご本人はいらしてたのかな。
いつか、本物の作品を見たい、ご本人にお会いしたい、となんだか恋するような気持ちで思うのでした。
猫が新聞を読んでいる。
ゴッサムカフェショップカード
「ゴッサムカフェ」

先月展示をさせていただいたゴッサムカフェに、店頭配布のショップカードを納めに行ってきました。上の画像は表の絵で、裏面には、コーヒーのカットとカフェの住所・営業時間などが書いてあります。

猫は、お店にある青い猫のオブジェから。
チョビヒゲはオーナーっぽいつもりで付けてみたんですが、知ってか知らずかウケてもらえたようで良かったです。
ゴッサムカフェ展示終了
5月15日のスタートから2週間、奥沢ゴッサムカフェでの展示が終了しました。

「なめし皮のような静寂」「静謐さ」
カフェの方にいただいた、作品への感想にあった言葉でした。
「音の無い画面」は、モノクロの版画の持つ魅力のひとつなのだと改めて感じます。
版画の持つ魅力は何か、その魅力が生きるのはどんな画面か。
「描きたいこと」と同時に、手法の側からも、絵のチカラを引き出していくことを意識しよう。
そんなことを心に書き留めつつ。

ふと気付けば、初めての個展。
とても、いい経験をさせていただきました。

本当に、ありがとうございました!

六月の軒下
「六月の軒下」
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