つれづれ雑記帳

たいがい後ろ向きです。でも、新しいこともちょっとは好きです。
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鏡のなかの鏡
鏡の中の鏡
鏡のなかの鏡―迷宮 / 丘沢 静也、Michael Ende 他

<「許して、ぼくはこれより大きな声ではしゃべれない。」
 少年のささやきで始まる物語。
 彼の名前はホル。
 薄明るい、はてしなく部屋と廊下のつらなる、からっぽの迷宮の中にただひとり。
 みんな、彼の見る夢なのか。それとも彼が誰かの見る夢なのか。
 「はてしない物語」「モモ」で知られるミヒャエル・エンデの、奇妙な短編集。>

不思議な本です。

人のあふれる巨大な駅で、
天使の傍聴する法廷で、
雨の降る教室で、
観客のいないサーカスの天幕で・・・

物語は、脈絡なくつづく終わらない悪夢のよう。
歪んだ合わせ鏡のように、少しずついびつに連なりながら
最後には始まりの場所に戻るのです。

ちょっと恐いです。
絵画のような、音楽のような。
でも静けさに満ちた、たまらなく魅力的な本です。
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風の又三郎
風の又三郎
「風の又三郎」

<小さな谷川の小学校、夏休みの終わった新学期。
ひどく風の強い日に、転校生はやってきました。>

転校生。奇妙な風体、自分たちと違う言葉遣い。
知りたい、話してみたい、でも遠巻きにしてしまう。
好奇心と警戒心の間で、距離のとり方を測りかねる子供たちの様子が、
とてもリアルで、なんだか不思議な気分になります。
ああ、そうだった、私もこうやって転校生を迎えたことがあったな、と。
(迎えられたことがあったっけ、とも。)
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